2010年06月06日

6/6夜 乱痴気公演を観て!

久しぶりにここに書き込み。

現在、柿喰う客『露出狂』の公演で大阪に来てます。
本日は14:00/19:00の2st。

夜の 乱痴気 公演は必見です!!!

配役を全シャッフルし、同じ露出狂を行います。
この企画、単なる遊びではありません!
ガチで公演してます。
こんな事をやってる今回の出演者は真剣にすごいと思います。

ぜひ観に来てください!!!


そして、この柿喰う客『露出狂』はちょっと変わったシステムを構築し、大阪で上演してます。
大阪のProducerとチームを組み、そのチームによる買取公演となっています。

チーム名は、

Paforming Arts Management Committee

略称は、

PAMC(パンク)

と言います。

このシステムについてはまた後ほど。
けっこう画期的なシステムです。
posted by いごっそ at 13:28| 大阪 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | Stage Topic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月22日

なんで芝居してんの?【No.2】

前回日記に久しぶりに長文を書く。
色んな方からコメントをもらった。
いいね、なんか色々整理できた。
いい時代に生まれ、いい友達が多くてうれしいです。
ありがとう。

で、自分が何に愚痴っているのかが明確になった。
実際の表現がおもしろくないのは50歩譲って仕方ない。
で、今後は観に行かなければいいんだから。

芝居には、表現に対する情熱や努力がない人が多いのが嫌なんだ。

お客さんに見せるまでにどれくらい努力をしてるん?
お客さんに見せるまでにどんだけ情熱をかけているん?

本当に疑問やねん。

もっと脚本作るときから努力すればいいのに。
平田オリザさんは脚本1本書くのに最低30冊は本を読むって言ってた。
僕の周りで脚本を書いている人で30冊くらい本を読む人はいるのだろうか?
そういう努力もせずに脚本が書ける天才ばかりなんだろうか?

役者の仲代達也さんは役者を始めてから毎日腹筋を欠かしたことがないそうだ。
日々役者としてトレーニングしている人がどれだけいるん?
24時間のうちほとんどを役者のために使っている人がどれだけいるん?


何となく公演日程が決まったので脚本を書く。
下調べもそんなにせず、とりあえず書き、締切もきたので完成。
稽古期間になったので稽古をする役者。
生活もあるので、週に何回か数時間の稽古をする。
本番当日になり、お客さんに見せる。

この過程にどこまで情熱を傾け、努力をする人がいるのだろう?

いや、ただ時間をかければいいってもんでもないとは思う。
密度も重要やし。
でも、密度を濃くするには真剣に向き合い、悩み、精進する必要がある。

そうやって真剣に向き合っている人ってどれくらいいるのだろう?


プロ野球選手はオフの期間もトレーニングをしている。
ミュージシャンはライブしてない時もレコーディングや練習をしている。
テレビの俳優も稽古や様々な本番で自分を磨く。

そういう世界を目指す人はどうか?

高校球児はそれ以上にトレーニングをする。
バンドをし始めの高校生は四六時中ギターを弾いてる。
公演稽古のない時は自分を磨くためにWSに参加したり、色んな舞台を観る。

という役者は関西には少ないんじゃない?

公演稽古のない時の役者はバイトに明け暮れる・・・。

こっちのほうがよっぽど多い。


カラオケがうまくなるように毎日お風呂に入りながら鼻歌を歌う。
カラオケがうまくなるように出勤時間に音楽を聴く。
カラオケがうまくなるようにテレビの歌手に合わせて振りを覚える。

公演がない時の役者の自己鍛錬はこれくらいの感覚に近いのでは?
だから僕はカラオケのように感じるんだと思う。


趣味じゃない、ってのは24時間をどこまでそれに使えるかだと思う。
どこまで何を削って、それにかけるか。

アフター5にジムに行き、身体を鍛えるのは趣味だと思う。
その人がプロのボディービルダーになろうとしている!とは思わないやろう。
もし本当に目指しているのなら、真剣にもっと他にも色々しているはずや。
食事制限や、仕事しながらも鍛えれる部分を鍛えるとか。
そういう人であれば、趣味ではなく、真剣に向き合っている!と思える。


こういう部分に僕は不満を持ってるんだろうな。
って事を昨日日記に書いて、コメント見ながら思った。

だから、真剣に向き合って必死に頑張るのはひとつの才能だと思う。
努力を続けれるのも才能だと思う。

そういう才能すらないのが末期的なんじゃない?って思うんよね。


はい、ま、これも結局愚痴だわ。
これを解消するにはどうすればいいのか?

そういうのを考えないとな。
posted by いごっそ at 02:44| 大阪 晴れ| Comment(1) | TrackBack(4) | Stage Topic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月20日

なんで芝居してんの?

最近色々なアーティストに聞いてみたい質問。

脚本は小説じゃあかんの?
役者はテレビ、映画じゃあかんの?

なんで生を見せるの?

お金を取る以上何かないとあかんのんちゃうん?
ただやりたい!って趣味なだけちゅうん?

表現ってやっぱ何かを伝えるって事なんちゃうん?

伝えるたいから、技術を磨くんやろ?
より伝えようと思うから努力するんやろう?


人前でただやりたい!ってのはカラオケと同じなんちゃうん?


こないだ野外フェス観てて強烈に思った。
ただやりたいからやってるように見えるパンク系バンドでもやはりメッセージが
ある。
いや、本来のパンク・ロックの起源を考えると当たり前なんだろうけど。

ま、メッセージはなくてもいいよ。
なくてもすごい表現もあるし。
ひたすらエンターテイメントでお客さんを笑わすでもいいと思う。

でも、生でやる以上、お客さんと向き合うべき。
ってか、お客さんと向き合う気がないのなら生(ライブ)をするな。

それこそ小説を書くなり、映像の世界にいけばいい。

生でやるからこその何かがあるから、芝居をするんちゃうん?

最近そういう事を考えてた。
芝居に関わってはいるが、本当にこの先どうしたいんやろう?
よっぽど音楽業界にいって、あんなフェスを創れる仕事のほうが楽しそう!って
思う。

いや、芝居にもそう思えるくらいおもしろい作品があるのは事実。
これこそ総合芸術!って思える作品に関われる事もある。

でも、その数が最近あまりにも少ない?
打率的な感覚でいうと、1割あるか?くらいの感じ。

あー、愚痴だ、愚痴でしかない。
そして論点もずれてきた、話を戻そう。


芝居はもちろん表現のひとつだと思うのです。
そして、生の表現である以上、そこにいるお客さんとのキャッチボールなわけ
で。

なんでこれを芝居にしたの?

って疑問を持つような芝居ってどうなん?って思うんよ。

かと言って、お客さんに向かって叫ぶ芝居がおもしろいか?と言われるとそれも
疑問。
ただ叫ばれても伝わらん、でもただ見せてるだけの芝居よりはマシかも?

ライブとかいくと本当に楽しい。
CDで音楽聞くのとは違い、まさに生で聞ける楽しみがある。
そして、そのパフォーマンスにはメッセージがある。

「普段は人見知りな奴も今日はたくさん来てるんやろうけど、今は本当にいい笑
顔してんで、お前ら」

こないだのフェスで10-FEETが言ってたMC。
ほんとそうやなぁ、この笑顔を見たくてこの人達はこのフェスを創ったんだろう
なぁ。
そう思うと、僕が表現に関わりたい根源はこの人達と同じなんだなぁ、と思っ
た。
当たり前の事だけど、改めてそう思った。

そう思った時に、芝居って表現はそこまでできているのか?って思ったんよね。

特に最近の関西小劇場でそんな事を考えて芝居してる人が何人いるんやろう?っ
て。
数時間拘束して、チケット代を取って、芝居を見せて、その価値をお客さんは感
じてるの?
それに答えれるくらいの芝居ってないんちゃうかな?

だって、普通にテレビドラマ見てたほうが感動したりするもん。
だって、普通に小説読んだほうが泣けたりするもん。

人を拘束して、お金取って、生で芝居をする以上、テレビや小説以上でないとあ
かんでしょう。

いや、そういう芝居ももちろんあるよ。
それは誤解なきように言っておきます。
ただ、最近の関西でそういう芝居を観たか?って言われると思い出せな
い・・・。


ほんと、そういう意味で今の芝居ってカラオケなんすよ。


色々な方の反感などあるでしょうが、カラオケでしかないと思う。
本当なら、カラオケボックスでやってればいいのに、なぜかライブハウスでカラ
オケ大会してしまってる、みたいな。
しかもお金取って・・・。

与えられたセリフを感情入れて言っているように思っている。
自己満足であり、それがお客さんに伝わっているかなどあまり関係ない。
知り合いのお客さんに褒められて喜ぶ。

これ、カラオケやないん?

表現ってのはもっと大変な事やと思うんよね。
音楽でワンマンライブするのってめっちゃ大変やしね。
ギターそんなうまくないんですけど・・・、って言いながらワンマンライブしま
せんもん。

あー、やっぱ愚痴だわ、愚痴。
結局の話、才能がないのが問題っす。
才能がないなら、趣味でやればいい。

音楽にだって趣味でバンドしてる人もいる。
野球だって草野球を楽しんでいる人がいる。

芝居も才能がないなら趣味にしたらいいんよ。

とりとめもなく、グダグダの日記だ。

別に鬱でもなんでもないんよー。
おもしろい芝居が観れたらいいだけよー。
でも、何の努力もせずにそんなん作れないよー。

僕は僕の出来る事をやるしかないからねぇ。
posted by いごっそ at 21:44| 大阪 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | Stage Topic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月19日

大炎上@芸創

昨日観ました。

各劇団の個性がいい意味で出てて良かった。
お母さん役の村里さんは素敵でした。

細かいとこを言い出したらあれですが、同世代の方々はぜひ観たほうがいいと思う。

残り今日と明日。

感想、詳しくはまた今度。
posted by いごっそ at 12:20| 大阪 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月26日

illustage(イラステージ)

あらら、自分のとこで宣伝してなかった・・・。

今回、兎町十三番地で考えた企画です。

illustage(イラステージ)

簡単に言えば、illustration × stage の造語です。

上演前の脚本をイラストレーターに渡し、作品を描いてもらい
その作品をネット&劇場ロビーで展示する、という企画。

劇団には新しい切り口の事前宣伝
イラストレーターにはお金をかけず多くの人に見てもらえる場を提供

今までありそうでなかったお互いに楽しめる企画!≪illustage≫

おもしろそう!って思ったらすぐにエントリーしてください。
現在、数名のアーティストがエントリーしてますよ。

なんと東京をはじめ、埼玉、鹿児島など地域もバラエティ豊か!
なかなか楽しみにな感じです。

たくさんの応募、お待ちしています!


参加フォーム ⇒ http://www.usagimachi13.net/form/sformmail.php


この企画は今まで色んなアートイベントしながら思いつきました。

アーティストの方は意外に発表する場所がないらしい。
個展などをしてもよほどのネームバリューがないとお客さんは来ない。
ギャラリーを借りるにはそこそこお金がかかる。

そこで思ったのが、劇場ロビー。

ある程度の広さはあり、公演中特に何かするでもない。
じゃあ、ここでアーティストが展示をすれば無料でやれる。
舞台を観に来るお客さんがいるから、けっこうな数のお客さんには見てもらえる。

そう思って、企画したのが今回の≪illustage≫です。

ま、今まで自分で≪文化祭≫というアートイベントを06、07とやってきたので、
そこらへんのノウハウをここに注ぎ込んだ感じです。

とは言いながらかなり手探りの状態。
アーティストの方には参加して、色々意見を言ってもらい、
お互いに楽しめる企画にしたいと思っています!


≪illustageとは?≫

兎町十三番地の世界をイラストで表現してみませんか?
その発想から生まれた兎町が企画する新しいコラボレーションプロジェクト!
それが「illustage」です。

まずはアーティストの皆さんに「illustage」にエントリーしてもらいます。
エントリー後、兎町十三番地05公演「メリーゴーランドフーガ」の脚本を送付します。
その脚本を元に兎町十三番地の世界をイラストにしていただきます。

出来上がったイラストをまずは写真データなどにして頂き、兎町まで送信ください。
illustage特設サイトにてデータを掲載させて頂きます。
また公演中は本物のイラストを劇場ロビーにて展示させて頂く予定です。
(ロビーの広さの関係で最大13作品を展示予定、
応募多数の場合は13作品に選ばさせてもらいます)

そして、作品は特設サイト、劇場においてお客様による投票を行います。
さらに特別審査員として、数名のアーティストの協力も予定しております。
ゆえに、一般のお客様&特別審査員による投票を行います。

見事最優秀作品に選ばれたアーティストにはちょっとしたプレゼントも用意しています。

エントリー開始は 2008年1月13日!
特別審査員の発表も同日発表予定。
アーティストの皆さん、ぜひ奮ってご参加下さい。
お互いに楽しめる企画になればいいなぁと思っております。


≪illustage スケジュール≫

1月13日: エントリー開始

 ↓ この期間に作品作成をしてください!

1月31日:エントリー終了

2月15日:ネットにて展示&ネット投票開始

3月上旬:劇場展示13作品を発表(応募多数の場合のみ)

3月6日〜10日:劇場ロビーにて作品展示・お客様による投票

3月13日:最優秀作品発表

※上記スケジュールは現時点での予定です、
※変更の可能性もありますのでご了承下さい


兎町HP ⇒ http://www.usagimachi13.net
posted by いごっそ at 13:55| 大阪 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | Stage Topic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

報告も兼ねまして

今年より精華小劇場の事務局で働く事になりました。
今まで海外公演などを中心に年間スケジュールを考えていたので、固定した仕事をするのが難しかったのですが、今年は海外公演の予定を作らなかったのと、そろそろ何か舞台芸術の環境整備に関わる仕事がしたかったので精華小劇場に誘ってもらい、働く事に。
劇場で働くとメリットもあるし、デメリットもあると思います。
精華小劇場は色々と難題も抱えていますし。
ただ、中にいないとできない事もあるので、しばらくここで戦っていこうと思っています。
他にも今年は色々やっていこうかな?とか思っていたり。
2008年は頑張りますよ!
ま、今までも頑張ってはいたんですけどね。
という事で今年もよろしくお願いします。
関西に来る機会がある方はぜひ飲みにでも行きましょう。
気軽に誘ってください。
あと、おもしろそうな企画にはガンガン首を突っ込んで行こうと思っていまーす。
posted by いごっそ at 13:28| 大阪 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | Stage Topic | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月23日

火星の倉庫

ヨーロッパ企画
『火星の倉庫』
ワッハホール(07.12.22)
前売:3000円・当日:3300円
全席指定席

久しぶりに観たヨーロッパ企画。
近鉄小劇場で観て以来?

☆☆☆☆☆

おもしろかった。
予想を越えておもしろかった。
この作品は誰を誘ってもいいと思える。
絶対に誘えば感謝される作品。

それくらい、確実におもしろい作品でした。

テレビで観るコントや、ドラマにも負けず劣らずやと思います。
ほんと、観て良かった。

なんか、今後、ドリフターズみたいなテレビ(8時だよ、全員集合!)を創れるんじゃない?って思えるくらい。
あの伝説的番組に挑めるのはまさにヨーロッパ企画なんじゃないか?って感じでした。


客観的な感想を。
本当にこれはおもしろいです。
ストーリーも、構成も、舞台装置も、役者も。

僕が本当に個人的に思ってた事として、前までのヨーロッパ企画のイメージは大学の部室で騒ぐ人達、って感じやった。
ま、世間的にはそれがおもしろい!という感覚だった。
ただ、僕にはそれ以上の魅力はなく、先々厳しくなるのでは?と思っていた。

それが、今回観て、あの枠を超えたとこで騒ぎ、それが楽しく、おもしろい人達になってた。
なんか、すごいの。
昔からは感覚的に何かを飛び超えたとこでの舞台になってる気がした。
すごいなぁ。

役者も、以前はみんな似たようなキャラで、途中から観てて少し疲れてたんだけど、今はそれぞれが個別にキャラがたってて、それぞれに感情移入できるようになってて。
色んな仕事で、それぞれが力つけたんだろうなぁ。
すごく密度の濃い集団だと感じます。

ストーリーも本当におもしろい。
途中、あれがいきなり出てきた瞬間なんか、腹を抱えて笑えるくらいおもしろかった。
それは伏線のはりかたとか、タイミングとか、本当によくできてるからの賜なんだろうね。

すごいなぁ、と改めて感じました。
公演は明日14時のみ。
もし時間あればぜひ。
まだ少し当日券はあるみたいなので、興味があればぜひ難波までお越しください。

ではではまた。
posted by いごっそ at 02:30| 大阪 雨| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月20日

total eclipse

WANDERING PARTY
『total eclipse』
東山青少年活動センター(07.12.20)
前売:2000円
≪昼ギャザ公演≫
40人の動員、終演後に400円キャッシュバック

何気に初観劇、WANDERING PARTY。
昔からの知り合いもいるのに。
何か動機がないとなかなか京都までは行かないなぁ。
でも、おもしろければどこまでも観に行く自信はあるな。

☆☆☆☆

純粋にいい作品だと思いました。
バランスが良く、ある程度幅広い層のお客さんが楽しめる作品だと。
若干、演出は不思議な感じ。
が、楽しむのに邪魔にはならない範囲で。
欲を言えば、もうひとつ上にいけるんじゃない?とは思う。
後藤ひろひとよりはおもしろくない、かなぁ、みたいな。
テイストが近いので考えたら、昔観たマキノさんの東京原子核クラブには負ける、かなぁ、みたいな。

ま、比べれるもんかもわからんし、個人の趣味もあるからあれですが。
でも、それを上回る作品を創って欲しい!とは思います。

最近の関西ではかなり高いレベルでいい作品だとは思います。


客観的な感想として。

本当にバランスがいいなぁと思いました。
役者の知名度、脚本、演出、劇団、誰に頼るわけでもなく、それぞれがやるべき事を理解してて、その範囲内で最大限の力を発揮する!みたいな印象。
こういう作品が増えるべきだし、また観たいと思えるだろうなぁ、と思いました。

あと、言葉。
方言をいい感じに使ってるな、と感じました。
僕は、作品を創るなら、できればその土地の言葉であるほうがいいのに、と思ってます。
作品的に無理なら仕方ないですが。
でも、自分が普段聞いている言葉の会話を聞くとより作品に集中できると思うので。
生ゆえかもしれない。
そこは確実にテレビとは違うものだと思ってて。
もうひとつは常に使ってない言葉で気持ちをうまく伝えるのはなかなか難しい。
言い方だけ同じでも、気持ちはうまく伝わらない事が多い。

時代の変化を音響、照明がうまくサポートしてて、改めてそういう音響、照明の力に気づいた感じです。

作品内容はどこまでが真実で、どこからがフィクションかわかりません。
題材にしてる事件を知らないので…。
でもそこはあまり気にせず楽しめました。
全体の作り方がうまいんでしょうね。
こういうのは僕は気になり出したら止まらないんですが。


安心して観ながらも、要所、要所で楽しめる作品です。

今週末までやってるので、興味のある方はぜひ観て欲しいです。
posted by いごっそ at 17:16| 大阪 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月18日

スチュワーデスデス

クロムモリブデン
『スチュワーデスデス』
in→dependent theatre 2nd(07.12.18)
前売:3000円・当日:3300円
全席指定席

前々回のHEP以来?
クロム観劇。

☆☆☆

相変わらずパワフルな役者陣は素敵でした。
あの世界観を構築できる技量は本当すごい。
チヒロさんはどこまでやれるんだろう?
限界にチャレンジしてみて欲しい。
すごそう。
今回はとかげさんが個人的に好きでした。


で、客観的な感想も。
役者的には20代〜30代も安心の舞台だと思う。
音響(音のレベル?)的には20代前半にオススメ。
脚本としてはけっこう年配の方とかが好きなのでは?
演出としては20代かな?

という印象を僕は受けました。

なので、お客さんの目線(何を無意識に観てるか)で評価は無意識に分かれるんだろうなぁ。

ヒットする人にはかなりおもしろい作品だと思う。
興味のない人にはまったく受けいれられない作品だと思う。

これはクロムの良さでもあり、欠点なのかも…。

これだけ色んな才能が色んな方向でパワー全開ってのはすごい。
が、それゆえにかなりお客さんを限定してしまうのでは?
それがいいとか悪いとかではなく。

例えると、ライブ的な音楽にも耐えれて、年配の方で、ちょっと演劇通な人にはヒットする気がする。
でも、かなり対象者が狭い…。
いや、狭いのは問題じゃないのかも。
それこそ狭い事をメリットに攻めこめば、反対に効果が出るような…。

パンクバンドを幅広いお客さんに見せても、その評価は分散する…、みたいな感覚なのかな。

なんかそんなバランスを考えました。
演劇って全般的に無理に幅広いお客さんを取り込もうとしすぎてるような。
いや、でも、それはそれで異論もあるとは思いますが、何となくそんな気がする。

ライブ的な音楽(音量のレベル)が好きで、ちょっと社会的な背景を入れつつ、それを斜めから笑いにしていく感じが好きな人にオススメな作品です。
僕的にはもうちょいどちらかに比重が高いほうが好きだったりします。
ま、そのバランスもなかなか難しいのですが…。
posted by いごっそ at 23:23| 大阪 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月08日

三月の5日間

チェルフィチュ
『三月の5日間』
国立国際美術館(07.12.08.14時)

話題のチェルフィチュを初めて観ました。
しかも国立国際美術館では初めての演劇公演。
才能ある人はすごいなぁ、と改めて感じる。

☆☆☆

普通の一般人としての観点で言えば、どうなんだろう?と感じる。
どうなんだろう?と言うより、普通の人が観て、純粋にどう思うんだろう?という感じ
うーん、いや、これは本当に判断が難しいような…。
ただ、僕は舞台に関わる人間としてこの作品を単純に『傑作だ!』と一言で一般の人にオススメはできないと思う。
これが演劇の最先端、一番おもしろい作品だとは思わないから。
例えるなら、ハリウッド映画に対するフランス映画、もしくはチェコとかの映画?って感じなのではないだろうか?
いや、実際に僕がフランス映画やチェコ映画に詳しい訳ではないよ、念のために補足。
なんとなく雰囲気、王道ではない、わかる人にはわかるのかも?みたいな例えとして。
たぶん好きな人は好きなんだろうなぁ、と思った。

で、舞台に関わっている僕(偉そうな意味ではなく、普通より少しは舞台の事に詳しいと言う意味で)の感想。
脚本や構成、演出はほんますごいと思う。
なんか、常識を覆すというか、確かにそうだ、と思う事が多々あった。
岡田さんという方はきっと色んな知識があるんだろうなぁ、と感じました。
これはお偉い方々から評価されるだろうなぁと思った。

前に何かで読んだ資料に、江戸時代における歌舞伎などはニュースとしての役割を持っていた、という事が書いてあった。
今でいうワイドショーのような役割。
今みたいにネットやテレビがあるわけでもなく、ニュースを知るには人からの伝聞や飛脚による手紙だけなので。
ゆえに上方で起きた事件(誰かと誰かが心中したとか)を脚本家は短期間に書き上げ芝居にする。
それをすぐさま江戸で上演する事で江戸の人は上方のニュースを知る。
さらにはその衣裳などにより上方のファッションのトレンドなども知る事ができる。
そういう要素が大衆芸能にはあったらしい。

三月の5日間はまさにそれを感じる作品でした。
まさに2003年の3月の東京の若者を観た気がしました。
それは確かに現在の演劇からすれば特殊であり、しかし演劇の本来持つ姿のようでもあり、個人的にはすごくおもしろい手法だなぁ、と感じました。

こういう作品に興味ある方はぜひオススメです。
ただ、今日の夜、明日の昼夜はすでに完売のよう。
当日券があるかはわからないので会場に問い合わせてみてください。
posted by いごっそ at 16:49| 大阪 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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